MATIMARU(マティマル)

2024/02/01 00:00

家庭からでる生ごみがくさくてどうにかしたい、ゴミ捨てを減らしたいとお考えではありませんか。

実は生ごみを減らせる方法がある、ということをご存知でしたでしょうか。

それがコンポストを使うと言う方法です。

今回は、コンポストとはどういうものなのかについてお話ししますので参考にしてみてください。

コンポストとは?

コンポストとは、堆肥を作る容器のことを指します。

コンポストを活用すれば、微生物により発酵と分解ができるため、生ごみを減らせるという特徴があります。

実はコンポストそのものは、昔から生活の知恵で生みだされており普及していました。

昔は特別何かを使うのではなく、自然に任せて微生物を使い発酵と分解をしていました。

自然界では、微生物や動物たちの影響を受けて自動的に土の環境を変えてくれますが、その場合、かなりの年数がかかります。

ですが、人の手を加えることにより短期間で土の分解や発酵が実現しています。

現在は従来通りの方法もありますが、生ごみ処理機や簡易的な容器なども販売されており、多くの方法で生活の悩みを解消できるようになっています。

コンポストに関係する堆肥とは?

堆肥と言えば、なんとなく農業に使う土のようなイメージをお持ちかもしれません。

堆肥とは、生ごみをはじめ落ち葉、糞尿を微生物により分解と発酵をした状態の土のことを指します。

つまり、微生物が生ごみ等をエサにして分解しているということです。

実は畑で野菜や果物を育て収穫し続けると、だんだんと土のなかの栄養分を失ってしまいます。

生ごみなど分解され、栄養が含まれた堆肥を使うことにより土が復活し、野菜や果物が育ちやすくなります。

コンポストはどんな種類があるの?

コンポストとひとくちに言っても、さまざまな種類が存在しています。

例えば、設置型コンポストや密閉型コンポスト、生ごみ処理機、ダンボールコンポストなどが該当します。

それ以外では、ミミズを使用したコンポストなどもあり多岐にわたります。

それぞれに特徴があり、値段も異なります。

もっとも性能がよく値段が高いのは生ごみ処理機で、もっとも費用がかからないのはダンボールコンポストなどです。

ダンボールなどの簡易的なコンポストは、悪臭や害虫が発生しやすいため、なるべく市販のものを使用するべきです。

また、生ごみ処理機は室内に設置できますが、本体が高価で電気代がかかるのと音が発生しますので、ほかのコンポストとは異なります。

コンポストを取り入れるメリットは?

コンポストを取り入れることで、どのようないいことがあるのでしょうか。

誰でもすぐにできる

コンポストのいいところは、気軽に誰でもできることです。

身近にあるダンボールや容器と土などがあればコンポストができます。

土に生ごみを入れ、あとは定期的に混ぜるだけでしっかり分解と発酵をしてくれます。

生ごみを捨てる手間がなくなる

生ごみは、時期やものによっては、不快に感じるほどのにおいを発します。

ですが、コンポストがあれば、そこに生ごみを入れるだけですし、はやい段階で微生物が動いてくれます。

ですから、わざわざ生ごみを捨てる必要はありませんし、においもなくなります。

ただし、ごみの量が多くなればなるほどコンポストの処理が追いつかなくなるため、その場合は期間をあけるかコンポストを複数台導入するのかを考えましょう。

場所を選ばない

コンポストは設置する場所を選びません。

もちろん庭に設置もできますし、ベランダでもまったく問題ありません。

庭のないマンションやアパートでも、コンポストをはじめられるのは大きなメリットではないでしょうか。

コンポストに入れてはいけないものはあるの?

生ごみを処理したい、においを無くしたいと考えてコンポストに何でもかんでも入れてしまおう、とお考えではありませんか。

コンポストは色々分解してくれますが、入れてはいけないものがあります。

基本的に、お肉や魚、野菜全般は入れてもいいですが、分解が難しそうなものは入れないようにするべきです。

例えば、害虫を寄せ着けそうなにおいの強いものや、貝のような、どう考えても分解できないものはNGです。

タケノコやトウモロコシの皮、栗の皮、生け花などもコンポストに入れないようにしましょう。

また、コンポストの利用中に悪臭が発生した場合は、下の土をしっかり混ぜることが重要です。

魚や肉が多い場合は、生ごみを入れるタイミングを数日遅らせ、分解しきってからにするべきです。

コンポストとは容器のなかに土を入れ、微生物がごみを栄養にして分解と発酵をしてくれる便利なものです。

自分でコンポストを作ることもできますし、生ごみ処理機のような高性能なものまで販売しているため、やりかたは自由です。

生ごみの処理でお困りでしたら、コンポストの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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